健康的引っ越し完了

引っ越しをしてまず確認することは開通済みのNuro光。ひとまず2ギガプランで運用し、気が向いたら10ギガプランに移行する予定。

設置済みのルーター一体型ONUNSD-G1000Tなので理論的に下り2Gbps、上り1Gbpsは出る機器で一安心。持参したルーターで2重ルーター構成にして遊んでいました。わかりやすいところでスピードテストを実施するとVDSL環境では見たこともないような数値が出て感動しました。

仕事にしても通信にしても速いことは素晴らしいことです。イケナイ用途では使いませんがTorrentやクラウドストレージはよく利用するので、しっかり速度が出るならプラン変更も視野に入れていきます。選択肢があるということが何より重要ですね。

 

通信回り以外のことはほとんどまだ段ボールの中。健康とは程遠いのは反省点です。全自動スマートホームの構想はあるので少しずつ着手していきます。

AI用のPCを購入した

まだ届いてはいませんが。

転職先への入社までしばらく日があるのでAIで遊ぶ用途のPCを購入しました。当初は自作(組み立て?)しようかと思っていましたが「CPUも自作したいなぁ」「コンパイラ自作したいなぁ」「昔作ったOSも作り直したいなぁ」という邪念が湧いてきたので、自作欲は廉価基板にぶつけてハイスペックPCはBTOで買うことにしました。

・M.2 SSD:2TB

・メモリ:64GB

・グラボ:GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB

という要求で30万円。AIでお金稼ぎでもしたくなったら換装すればいいかと思いつつ、電源やマザーボードを確認しながら決定しました。

 

AIについては昔diffusion modelの本や論文を眺めた程度の知識。どちらかと言えばニューラルネットワーク関数近似等の理論面に興味があったので実装方面の理解やテクニックに疎い。折角なのでこれを機にAIイラストやLLMで遊びながら実装を学べればいいかなと思っています。量子化等の省メモリ技術も流行っているのでその辺りを中心に遊んでみようと思います。

TP-Linkルーターの謎

TP-Linkのルーターを持っているのですが、ブラウザ(Chrome)から管理画面に入るときのURL「http://tplinkwifi.net」を叩くとたまにアクセスできないことがあります。そんなときはChromeを立ち上げなおしてまたURLを叩くとアクセスできるのですが、ふと何故そんな事象が発生するのか気になりました。

 

結論:よくわからない(UDPクエリとTCPクエリの違いに起因)

事象:ブラウザ起動後一定時間操作するとtplinkwifi.netの名前解決の結果が変わっている

確認:「chrome://net-internals/#dns」にて結果が突然変わることを確認

回避:hostsファイルにてtplinkwifi.netとローカルIPを紐付ける

※LAN側IPを固定にしてしまうのはちょっと気持ち悪い

 

おそらく原因は2022~2023年にChromeDNSクエリ仕様が変わり、起動直後はUDPDNSクエリを出し、一定操作後にTCPDNSクエリを出すようになったという以下の記事:

internet.watch.impress.co.jp

確かにnslookupにて-novcオプションをつけるとローカルIPがかえり、-vcオプションをつけるとグローバルIPがかえってくる。ルーター側でLAN側IPとtplinkwifi.netを紐付けてキャッシュしているものと思われるので、UDPクエリだとキャッシュから応答し、TCPクエリだと設定に準じたDNSサーバーに問い合わせている形でしょうか?TP-Linkのルーターは内部の詳細がわからないので調査は難しそうです。進展があれば追記します。

二重ルーター?

二重ルーターは問題が発生するという人を見かけました。その昔〇芝テックの作業員が店舗の機器入替でインターネットに繋がらない繋がらないと騒いで電話対応したことがありますが、2台あるルーターの両方のWAN側に同一のプロバイダ情報が入っていたことを思い出しました。ルーターのパスワードは作業員と弊社しか知らないのに、設定は何も弄っていないの一点張りだったのがとても面白かった記憶があります。(同一のconfigを適用したものと思われる)

私は自宅でわけあって三重ルーター構成にしていますが、VDSLの許容範囲の速度が出ているので何が問題なのかわかりません。知識がないから問題が発生しているのか、本質的な問題が存在するのか、ググっても前者レベルの話ばかりであまり参考になりません。実はNATのオーバーヘッドは光回線においては無視できないレベルだったりするのでしょうか?

引越し先は既にNURO光契約済みらしいのですぐに実験できそうで楽しみです。NURO光ONUルーターが一体になっているらしいので、セキュリティ上入居即二重ルーターになるのは確定ですからね。因みに一体型自体はネットワーク知識のない一般利用者のことを考えればよいことだと思います。見た目もスッキリしますし。

健康的引っ越し

【前回の内容】転職が決まる

 

現在田舎といってよい地域に住んでいますが、転職にあたって東京に引っ越す必要があります。今まで関西圏にしか住んだことがないので楽しみです。私が賃貸に求める条件は、

・巨大図書館から近い

・会社からも近い

・バストイレ別

・10Gbps光回線契約可能

だけ。だけといっても都心だと値が張りますが、なんとか9万円程度におさめました。今の時代はオンラインで内見や契約までできて便利ですね。直接行った方がいいのかな?と思いつつ、大学時代不動産屋に勧められるがまま適当に決めたことを思い出したので行きませんでした。図書館が近くに複数あり、自習スペースも充実しているようなので楽しみです。回線速度は現在の100Mbps(VDSL)でも困ったことは一度もありませんが、ネットワーク機器好きなので速ければ速いほど精神的充足感があります。狭い部屋なのであまりネットワーク機器を収集しすぎないよう注意しようと思います。

健康的転職活動

現職は5年目で年収400万円、年間休日105日という労働環境で、個人レベルでは不満はありませんが周囲の能力や学習意欲が低すぎてつまらないので知的健康のために転職活動を行いました。

結論から述べると年収860万円、年間休日125日の労働環境で内定を頂きました。

入社するまで社内の実態はわかりませんが、

・高水準な報酬

・積極的な技術情報の発信

・合理的な採用プロセス

・企業理念と人事評価が一体となっている

という点が満たされることを重視して企業の選定や質問を行いました。

 

■書類選考

書類選考で悩みたくないのでスカウト型のサービスを使いました。相応の学歴や職歴、開発プロダクトがあれば現職の給与に関わらず高水準な報酬を提示するスカウトがたくさん来ます。企業からの直接スカウトが多かったのでリクルーターは介しませんでした。

 

■SPI

人生で初めて受検しました。受検するSPIの種別に従った参考書を買って例題だけ眺めて受検しましたが、参考書と似た問題が多かったので助かりました。

 

■面接、ループインタビュー

過去2社の会社勤めにおいてどちらも面接1回で即採用だったので、どういった対策を行えばよいのか経験的にわかりませんでした。(2社とも「体力はあるか」「ストレス耐性はあるか」くらいしか聞かれなかった気がする)

 

Kindle Unlimitedで読んだ以下の2冊が参考になったので共有します:

Amazonで働きたい人でなくても是非読みましょう。STARに従い、企業理念と方向を同じくするストーリーを4~5個考えておくと面接で困ることはありませんでした。STARに従ったストーリー構築に慣れておけば、不意の質問に対してもその場で簡潔なストーリーを構築でき実践的だと思います。そこからストーリーの深堀が始まるので、「よしきた!」とDive Deepして会話を楽しんでいると内定をもらえました。

 

■終わりに

あまり自分の給与に興味がありませんが結果的に大幅に増えました。体の健康、精神の健康、知能の健康のために投資していこうと思います。

振替休日で暇なのでAIについての所感

AI搭載PCという謳い文句の製品が続々投入されています。生成AIの発展をベースとした機能が搭載されているわけですが、エンジニア目線では一寸遊んで終わりという機能が多い印象。普段Surface Proをノート替わりにして勉強したりメモをとっている私としてはフレックスキーボードの方が気になります。学習中はカバーが邪魔になっていましたが、活用シーンができるのは良いですね。

 

Microsoftの過去から連なる資源を活かせば専門知識を有する情シスを搭載できるのではないかと思うのですが、Copilotがクラウドですらいまだにお遊び程度のことしかできないことを考えると難しいのでしょうか。SysinternalsやPowerToysを安全に利用できるよう補助してくれるだけでも面白そうです。現状はCopilotにWindowsOSに関する資源が投入されている感がなく、bingからSEO対策ばっちりのサイト情報を拾ってくるだけになっている点が残念です。他方、Github Copilotはまさしくコーディングの副操縦士として機能してくれるので契約して使っています。

 

現状AIは人間の個別のタスクにフォーカスした特化機能に優れていますが、今後はどのように進展していくのでしょうか。細分化していくのか、ビッグテックが包括的に牛耳っていくのか、どちらにせよ楽しみです。私もいっちょかみできればと画策しています。